引きこもりの代償
昨日は久しぶりの丸1日休みだったので、寝て、寝て、ふと覚醒して(15時)小腹を満たしてトイレに行って、動画を眺めて、寝て、ネットを見て、寝て、水槽を立ち上げて(23時)、まぁもう寝てしまおうと思って横になったら、頭がぐらんぐらんと回転するような眩暈に襲われまして。
夕方にもごろごろしているときに眩暈は少しあって、眩暈自体は十数秒で落ち着くんですが、さぁ寝ようというそのタイミングの眩暈が、もう、思わず吐き気を催す程の酷いやつ。
少し落ち着いたところでネットで調べてみたらこの「良性発作性頭位めまい症」が一発ヒットしたものの、「症状：吐き気を～」という文字を見ただけでまた吐き気。横になっているのが辛かったので少し起き上がって、散らかった部屋を片付けようとしたら少し蹲る姿勢を取るだけで吐き気。少し水っぽい洗面所の匂いで吐き気。しまいにリビングに鎮座している水槽の、泳ぐ金魚のヒレが目に入るだけで吐き気。思わずぬいぐるみを手に握りながら数十分座り込むという、我ながらひどいもんでした。
たぶんまた同じ症状が起きたらこの記事読み返せないな。
結局リビングの戸を開けて網戸とカーテンの間で毛布にくるまって座って眠気を往なす、というなんとも傍から見たら中高生みたいな様相で、気付いたら横になれそうな気がしたのでそのまま床で寝るという久しぶりの荒業に出ました。
翌朝仕事行けるのかな…と憂いながら(半分期待しながら)寝たものの、翌朝にはケロリとしたものでした。まぁ良かった。
似た症状？に時々名前を聞くメニエール病がありましたが、難聴は併発していないのと、明らかに頭部回転が引き金になっていたので、まぁ一次的なもので済むと予測はできました。インターネットはなんて便利なんだろうか。症状に悩まされながらもこんなに手軽に安心感を得られる。
花粉症の時も思うけれど、アレルギーとかこういう吐き気みたいなもうどうしようもない症状に慢性的に晒され続けてる人って辛いよなぁ…気持ち悪いのと苦しいのはいっそころせー！と思ってしまう程度には慣れてない。痛いのも多少慣れはあるものの、慣れる程味わいたくもないものです。健康てのは、大きな病気もせずに五体満足に過ごせるのは、美味しいものを食べて美味しいと言えるのは、幸せなもんだ。
